どうも、けんです!
今回はチャートの見方がわからないという方のために基本のローソク足について書いてみようと思います。
初めてチャートを見るといろんな線や棒状のグラフみたいなものがたくさん並んでいます。色でこの色が上に上がって、これが下がるのかな?ぐらいはわかると思います。
でも、それだけでFXを始めてしまうと勝てるようにはならないと思いますのでしっかりと勉強しておいた方がよいです!
ローソク足、1本の意味を理解していきましょう。
FXチャートを見るにはローソク足を知ろう
ローソク足1本でその時の始まった値から終わった時の値を表示していますこれがローソクの実体になります。
また、上下に伸びるヒゲがその時の一番高い値、安い値になります。
実体の長さで売買の強弱を判断できます。
上記の画像は基本なのでしっかり覚えましょう。
ローソク足の見方と種類
ローソク足にはいろいろな形があります。 その形によって今相場がどちらに動きそうなのか判断する目安にできます。
ローソク足の名前と判断目安
陽線
左記の画像は陽線の形と呼び方になります。
①大陽線(丸坊主)
買勢力が強いことを表します。また、長い陽線の実体に上下どちらかに短いヒゲがあっても買いが強い事を表します。
類似の大陽線
・短い上ヒゲが出てると陽の寄り付坊主と呼ばれ、買勢力が強く次も陽線が付く可能性はあるが高値から売りで戻されてるため、下降の可能性も視野に入れておく必要があります。
・短い下ヒゲが出てると陽の大引け坊主と呼ばれ、買勢力が強い。上昇継続が強い。
②小陽線(コマ足)
実体もヒゲも短い状態。買いも売りも弱く値動きが弱い。上昇中に現れると転換する可能性があるので注意したいローソクです。
③陽のカラカサ
下ヒゲが長い陽線。最終的に買い勢力が強く終わったローソク足です。一般的に底値で現れると買われると判断されるローソク足。ですが・・・下ヒゲが長いので売りたい人たちもいたと言う事は忘れてはいけません。
類似の陽線
陽のカラカサに下ヒゲより短い上ヒゲがあると下影陽線と呼ばれ一度売り勢力によって下げるが再び買われている。
買い勢力は強いが勢いは弱まりつつあることを表している。
④陽のトンカチ
実体が短く長い上ヒゲが出ている。 天井で現れる反転されることが多い足。 実体の長さにも注意を払い必要がある。売りたくなるが買いてもいることは頭に入れて置く事。
陰線
①大陰線(陰の丸坊主)
売り勢力が強いことを表します。また、長い陰線の実体に上下どちらかに短いヒゲがあっても売りが強い事を表します。
類似の大陰線
・短い下ヒゲが出てると陰の寄り付坊主と呼ばれ、売り勢力が強く次も陰線が付く可能性はあるが安値から買いで戻されてるため、上昇の可能性も視野に入れておく必要があります。
・短い上ヒゲが出てると陰の大引け坊主と呼ばれ、売り勢力が強い。下降継続が強い。
②小陰線(コマ足)
実体もヒゲも短い状態。買いも売りも弱く値動きが弱い。下降中に現れると転換する可能性があるので注意したいローソクです。
③陰のカラカサ
下ヒゲが長い陰線。売り勢力が強かったが買の勢いに押されて終わったローソク足です。一般的に底で現れると買いと判断されるローソク足。ですが・・・下ヒゲが長いので売りたい人たちもいたと言う事は忘れてはいけません。
類似の陽線
陰のカラカサに下ヒゲより短い上ヒゲがあると下影陰線と呼ばれ一度売り勢力によって下げるが再び買われている。
売りの勢いは弱まりつつあることを表している。
④陰のトンカチ
実体が短く長い上ヒゲが出ている。 天井で現れる反転されることが多い足。 実体の長さにも注意を払い必要がある。売りたくなるが買いてもいることは頭に入れて置く事。
実体のないローソク足
①十字線
買いと売りが入ったが結局元の値に戻ってきた。相場の方向性が不透明。 トレンド中だと転換のサインと意識しするローソク足。
②トウバ
実体がなく上ヒゲしかない状態。見た感じ、売りで入りたくなるローソク足です。天井で現れたら転換の可能性を表す。
下降トレンド中に現れたら売り勢力が少し弱まったとも言える。
③トンボ
実体がなく下ヒゲしかない状態。
買いに入りたくなるローソク足。 下降トレンドのそこで現れた転換のサインとして意識される。
上昇トレンドに現れたら買方向ではあるが下ヒゲが長い。一時的にも売りが入っているのは意識しておく必要がある。
④一本線
高値、安値、始値、終値が一緒。相場に動きがない状況。
ローソク足の1本を詳しく見る
ローソク足の名前や種類を覚えるのは大事なことですが、ローソク足1本がどのように動いているかを把握することはとても大事なことです。
ローソク足1本の動き
陽線で基本的な動きを表すと左記の図のようになります。
始値から一気に高値を付けて安値まで落ちそこから買い戻しています。
解説図はないですが、始値から安値まで下がり、そのあと買い戻されて高値をつけて、そこから少し売られて終値をつける。
どちらも同じローソク足の形になりますが意味合いが違います。
図のような実体が長い陽線だどちらの動きでも買いが強いと判断できますが次の形はどうでしょうか?
実体が短いと同じローソク足でも大きく違います。
パターン1
日足として考えてみましょう。日足ですので今日一日の流れを表しています。
この日の相場が始まり買いに動いていますが始値と高値の間でレンジで動いています。下にブレイクしたけど、最終的には買い戻されて一日が終わる。
このパターンだと次の日の流れを考えた時に、最後に買いが強いって言う事を意識します。
パターン2
始値から安値のレンジで動いていたが、ブレイクして高値まで上昇。
上昇が弱まり少し買い戻されて一日が終わりました。
この場合だとレンジの上限のラインからラインの転換で買いを狙える状況でないだろうか?と次の日の流れを想定できます。
パターン3
この日はレンジで始まりそれが下にブレイクしたが買戻されて、終値に落ち着いた形。
これは大きな指標があるときに見られる事もあります。
ローソク足を極めよう!まとめ
チャートを見るのにローソク足を見れなければ話しになりません。これを気に基本的なことを覚えてみましょう。
ローソク足の呼び方を覚えてもトレードが上手くなるわけじゃありませんが1本1本の動きを把握することは大事なことです。
同じローソク足の形でも内容を見ることを考えながらチャートを見ると見え方が変わってくると思います。
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